厭な夢 01 02 03 04 05 06 07 08

科学が好きな子

毎回科学のテストでA+を取っているコウタの友達のアビゲイル(通称:アビー)はいつもコウタの血液を欲しがっていた。

今日も……
「血を200mlだけ…お願い‼」
「わかったよ、しつこいな…」
「よっしゃ!」
「あの医者みたいなことはしないでよね。」
「あったり前じゃん!」
アビーはコウタの血液を専用のパックに入れて早速血液型を調べた。
彼女の恋人は科学そのものというような科学の溺愛者だ。

「やっぱDNAからして別なのがあるよね……まぁ、レシラムのやつなんだけど。レシラムのDNAは無敵だもんね…どうすれば殺せるかなぁ…」
アビーは研究室で様々な実験をしていた。
「塩酸も硫酸も効かない……ヒントは苦手なもの……水………超高純度の水…いっちょやってみっか!」
ビーカーにコウタの血液20mlを入れ、そこに精製した超高純度水を注いだ。すると黒に近い赤の血液が透明な液体へと変わった。
「うわぁっ!強力だね…」

そこにコウタとティア、レシラムがきた。
「どうだい?これ、差し入れ…スタバのキャラメルマキアート。」
「いいの⁈やった!……あ、ちょっとびっくりする発見なんだけど…」
「何?」
「君らは無敵で凄い強力だけど、敵わないのがあるんだ。それが、この“水”。」
「飲んでもいい?」
「ダメだよ!言ったでしょ敵わないって…あのね、この水は超高純度水つって不純物がゼロの超スーパークリアな水なの。だから血液がサラサラになるどころか血液を機能不可能にしちゃうんだ。」
「つまり……血液を血液じゃなくするってこと?」
「そういうこと。良くわかったね。飲んだら確実にあの世逝き。」

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