連載小説
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5 〜魔術師と氷龍〜



カービィたちが走り去ってから数分後…

「ネェ…キュレムだっけ…?」

「何だ、まだ生きてたのか…」

自分のお腹から片言の声が聞こえた。

その声は、あのカービィたちにとってはなじみ深い声…

「てっきり溶けてしまったと思ったが…」

キュレムは声の主…マホロアに言った。

「バリアをはっているんだヨォ。ボクは未熟ダカラいつ壊れるか分からないケドネ…」

キュレムは、自分のお腹で未だ生きているマホロアに少し関心がわいた。

「キミ…ホントは優しいんでショ?」

「……」

「実はあの大王が憎いんでショ?」

「……」

「自分を売ったカスタマーサービスも憎いんでショ?」

「……」

「ネェ…お願いダカラ…返事してヨ…(泣)」

「…!」

段々マホロアの声が泣く声へと変わっていく。

そして悲しみが頂点に達したマホロアはこう呟いた。




「モウ…一人ぼっちはイヤだヨォ……(泣)」




マホロアが呟いた途端、キュレムはなぜかマホロアを外に出した。


ドチャッ

マホロアは地面に軽く叩きつけられた感じがした。

「イテッ…!」

「すまんな。大丈夫か?」

「エッ?…アッ…うん…」

なぜ出してくれたのか分からないまま、マホロアは猫耳フードをかぶった頭をポリポリ掻く。

「ドウしたの…?ボクのコト食べちゃうんじゃなかったノ?」

「食ってほしいか?」

「そんなのイヤに決まってるジャン…」

相手に問いかけるも、理由を教えてはくれなかった。

「ジャア、近くの川で体洗ってくるヨォ〜
アッ!覗かないデヨネッ!」

「誰が覗んだ…;」

「兵隊!」

「それを言うなら変態だろ…;」

訳の分からないショートコントが、二人の間に生まれた。




数分後、キュレムの体液をすっかり洗い流したマホロアが機嫌よくやってきた。

「ドウ?キレイに落ちてるでショ?」

キュレムに、くるくる回って洗った体を見せるマホロア。

服はどうやって乾かした…とツッコみたいがツッコめない。

「アッ…!出してクレた理由教えてヨォ!」

「フ…フン…知らぬ方が身のためだ…」

マホロアはキュレムがツンデレであることが分かった。

「まさか…推測だケド…ボクが泣いてたカラ…?(笑)」

「違うっ!!!あんまりしつこいともう一度食うぞ!!!」

「ハイハイゴメンヨォ〜」

なぜか知らないが次第に二人は仲良くなっていった。

14/01/13 13:25更新 / みかづき
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■作者メッセージ

何この展開…

しょーもなくてゴメンなさい…(>_<)

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