連載小説
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ラギアクルス編(消化あり)
俺は1ヶ月のリハビリの後火竜夫婦の元へ戻っていった、

リハビリ中にラヴィエンテは一流のハンター達が見事鎮圧、そのおかげで、俺の外出許可が降りた。
実は俺がここの世話になる数ヶ月前から俺のことはハンター達の間で噂になっていたらしい。詳しい話は聞かなかったが、捨て子とか、よくない噂の方が多かったそう。

「ほ、本当に気をつけてね?!」
「もうちょっと体力つけてからでもいいんじゃねぇのか?」
若い受付嬢と少し大人染みたハンターが俺をエリアキャンプまで送ってくれた。
「本当に大丈夫です。お気遣い、感謝します」
「まぁ、アンタが戻るって言うなら、止めはしないけど、、、そうだ!」
ハンターが腰に手を当てて何かを出そうとする。
「こいつを持っていってくれ」

そう言って手渡されたのは、信号銃と信号弾数発と、、、ナイフ?
「これは、、、?」
「こいつはちょっと変わったナイフだ。これ一個で狩や剥ぎ取り、料理までできる」
「、、、あ、ありがとうございます」
「いつでも戻ってきていいからね?歓迎するよ」

俺は受け取ったものをここで貰った腰掛けの鞄に入れて、水辺が近い密林地帯に戻って行った。

そして、俺は火竜夫妻の元に戻った。レイアはかなり心配してたそうで、その日1日は離してくれなかった。レウスがシュンとしてたような、してなかったような、、、

次の日、俺はレウスと一緒に海に狩に行った。レウスは最初は一緒に海に潜っていたが、火竜らしく海は苦手なようですぐに砂浜に上がって見ていた。
レウスが戻る合図を俺に送ってきた。それを見て俺は陸に上がろうとする、、、が、、、

バシャァ!

「うわぁ!」

俺の体が突然宙に浮かぶ。レウスも勿論見ていたが、その時!
突然水中から巨大な何かが飛び出し、

バクン!

「なっ、、、」
俺を一呑みにした。
レウスは必死に空から海を捜索するが、自分の子供をさらった犯人の姿が見えず、必死に捜索する。
その頃俺を喰らった犯人は海底を泳ぎ、自分の寝床である洞窟へと戻っていった。

「、くそ、、、、」

生暖かい口の中。水は入ってこないがかなりきつい。
足から呑み込まれる姿勢で後ろで喉が鳴っている。
口をこじ開けようとするが、びくともしない。
外の音は聞こえない。聞こえるのは俺を喰らっている生き物の心臓の鼓動だけ、

ぺっ、

俺はいきなり吐き出された。
そして振り返ると、
「ラギアクルス 、、、!」
目の前にいたのは海の支配者、ラギアクルス 。首を持ち上げ、俺を見下している。
その表情は、確実に怒っている。
ラギアは自分の狩場を荒らされた事に怒っているのだろう。謝っただけでは済まされないだろう。
「あ、あの、、、」
ラギアが顔を近づけて、間近で睨み付けてくる。余りにも大きく大迫力で圧倒されてしまう。
「さっきはあなたの狩場で勝手に狩りをしてすいませんでした、、、」
言い切った、だがラギアの怒りは収まってそうにない。

ジュル、、、

ラギアが舌舐めずりをする。そして口から涎が垂れ出した。
怒り顔のまま体を動かし、俺にのし掛かる。
「ぅっ、、、重い、、、」

クパァ

そしてラギアが大きく口を開ける。喰われて償えと言うことか、、、、、
ラギアは俺の上から退いて、目の前で大きく口を広げて待機している。

口の中では涎が垂れ、糸を引き、舌が獲物を今か今かとウネウネ動き、その奥では、喉穴が喰らった獲物を早く胃に送りたいとにちゃにちゃ音をたてながら閉じたり開いたりしている。

(自分から入れ、、、)

自ら喰われる奴などいない、そういう意味では屈辱的だった、勿論ここで逃げれば長く太く、鋭い尻尾で心臓を貫かれる。俺には選択肢があるようで、『自ら喰われる』という選択肢しか無かった。

(嫌だな、、、)

そして口の上に乗ろうとするが、ラギアは俺を外へ弾き出した。
「えっ、、、どうして、、、」
ラギアが俺に向かって声を荒げ、怒り声で威嚇する。
まだ怒っている。何かが違うのか、

(まさか、脱げと、、、?)

服を脱いでみるとラギアが威嚇をやめた。無駄なものは喰いたく無いらしい。
服を全部脱いでもう一度ラギアの口に登る。そして舌の上に乗ると、、、

バクン、、、

ラギアは口を閉め、俺を咀嚼し始めた。
牙を使わず、味を噛み締めるかのように、アムアムと舌と上顎で咀嚼する。
「うわぁ、、、やめ、、、」
思わず呻き声が出てしまう。何度も咀嚼され、味わいきったのだろうか、ラギアが今度は舐め回し始める。
とても長い舌が背中にも到達し、舌にサンドイッチされる。
「あぁ、、、やめて、、、ぁぁぁ、、、いゃ、、、、」
長い舐め回しに、思わず快楽の声を上げる。舐め回すことでラギアは獲物を洗脳していく。

「もっと、、、舐めて、、、もっと、、、気持ちよくして、、、」
もう既にラギアの舐め回しの虜になっている。舐め回しはまだまだ続き、俺を快楽の海に引き摺り込んでいく。

あれから何十分と経ったか、ラギアが首を上げ、口内に傾斜をつける。
涎塗れの俺の体が頭から抵抗なく頭から落ちていく。
「あぁ、、、落ちてく、、、」
体力を奪われ、洗脳までされてしまっている俺に対抗する術などない。ただ落ちていく先を見つめるだけ、、、

喉穴が近づいてくる、

グニュゥ、グチュグチュ、、、クチャァ、ゴクッゴクッ

頭が喉穴に触れ、喉穴が開き、ゆっくり俺の頭を引き込んでいく。
どんどん喉肉によって沈んでいき、その度に全身が気持ち良くなっていく。
腰辺りまで呑まれ、洗脳が更に強くなる。自分の意識とは別に体が痙攣を始めた。
足を殆ど呑まれ、少し残った足先を

ゴックンッ!

嚥下の音は洞窟中に響き渡り、俺はラギアの口の中から姿を消した。

その頃俺は密着した肉壁に揉み込まれながら下は送られて、快楽に溺れていた。
気がおかしくなり、まともな思考ができず、喋ることが少しずつできなくなってきている。
「あぁ、、、、すごい、、、、も、、、と、、、、」
噴門が俺を絞り出し、胃に収める。
胃壁は舌や喉肉とは比べ物にならないほど柔らかく、俺をしっかりと包み込んでくれる。
「んぐ、」
胃壁が俺に密着して、揉み溶かし始めた。
快楽の海に溺れている俺は、そのまま更に沈んで、引きずり込まれていく。
もう何も考えられなくなり、体は麻痺、力も入らなくなり、完全に俺は抵抗する手段を全て失った。
快楽に溺れた俺は身を任せされるがままになり、悶絶している。
暖かく、柔らかいそこは、俺を安心させ、微睡ませ、その眠りを永遠のものにしようとする。
胃液が分泌され始める。消化が始まる、、、
間隔は僅かに残っているが、何か粘液が出てることしかわからない。勿論考えが回らないせいで、粘液で満たされている『感覚』しかわからない。

ジュワァァ...

遂に消化が始まった、、、
だが、一気に消化しない。捕らえた獲物が暴れてしまうからだ。快楽に陥れ、悶絶状態のまま、ゆっくり、ゆっくりと体を蝕んでいく。

そして気づいた時には体の至る所が消化され始める。だが、それも被食者に対しては快楽になってしまう。洗脳され、痛みすらも支配者の褒美と感じてしまうのだ。

俺は至るところを消化され始め、快楽の海に更に引き摺り込まれ、光の届かない、深海近くまで、引き摺り込まれ、既に自力では戻れなくなっていた。
洗脳され尽くされ、自らをラギアに捧げてしまうようになっていた。

こうなってしまうと、自分では元に戻れず、他の人間が洗脳を解かなければいけない。

その頃ラギアは浅瀬に戻り、昼寝をしていた。
その時犯人を探していたレウスが、お腹が膨れたラギアを見つけた。
膨らみを見てレウスは「あれが息子を拐った犯人だ」と判断し、急降下を始める。

ラギアの膨れ上がった腹を思いっきり踏みつける。
ラギアはいきなり踏みつけられ、苦しさの余り、腹の中にあった物を吐いてしまう。

その頃ラギアの腹の中では、、、
(ラギア様と一心同体に、、、)
洗脳されきった俺は悶絶していた。
全てを捧げるため、無駄な抵抗はせずに、ただ消化されていく、、、
皮膚の至るところから血が吹き出し、髪は白く脱色している。
するといきなり何かに強く押された。
「うぅ!なんだ、、、!」
すると胃壁が俺を喉に戻そうとする。
「あぁ、そんな、、!」
俺は喉を通り、口に戻っていき。

おえぇぇ!

勢いよく胃液ごと海の浅瀬に吐き出される。
そして、レウスの足に摘みあげられ、高く上昇する。
下で獲物を奪われたラギアが大きく俺に向かって咆哮をあげる。




レウスに助けられて、またハンター達の世話になった。
洗脳を説くのに、2、3週間かかり、この短期間で、致命的な怪我をした俺はハンターが本来行う基礎トレーニングを受けることを義務付けられ、教官付きでの狩猟も義務付けられた。
レウスも一緒にトレーニングを受けていいことになり、ギルド公認のオトモとして、俺と一緒に登録してくれた。レウスはギルドのマークが遇らわれた赤いスカーフを首に着けてもらってとても嬉しそうだった。

そしてこれから俺は、今まで通り島で自由に生きる青年から、島で自由に生きるハンターとなった。
20/01/04 03:31更新 / まーや
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■作者メッセージ
ラギアクルスは海の支配者なので、読者さんを消化させちゃいましたw
本当はドロドロに溶かしてラギアの栄養にされて終わり!だったんですが、他にも書きたいモンスターがちらほらいるので、まだまだ続きます!
感想は全部見てます!凄い励みになります!リクエストの方もまだまだ受け付けてます【完結】が付かない限りは受け付けるので、是非リクエストしてください!

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