連載小説
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4 〜ラストスパート〜


レースもいよいよ終わりを告げかけていた。

残っているのはあの三人…カービィ、マホロア、マルクである。

「まさかぼくらだけになるなんて思ってもいなかったよ…」

後ろからものすごい速さで追いかけてくるキュレムがカービィの目に映る。

キュレムが狙った獲物は…

「…!!?マホロア!!!危ない!!!」

マホロア…

「ッワァ!!?」

マホロアは、驚いた拍子に転んでしまった。

「イタタタ…」

「やっと追いついたか…」

キュレムも三人が意外に素早かったため、なかなか追いつけなく、空腹であった。

「マホロアッ!!!」

マルクが助けに行こうとしたそのとき…

「来ちゃダメッ!!!!!」

マホロアがマルクに叫んだ。

「ボクのせいで誰かが犠牲にナルなんてイヤダ!!!ボクはイイから二人とも逃げテッ!!!!!!」

「で…でもっ…」

「イイからッ!!!!!!」

マホロアは最後の力を振り絞り、カービィたちに魔法を放った。

その直後、またあのワドルドゥがやってきた。

「早く逃げてくださいって何回言えば分かるのですか!?」

その言葉を聞いて、怒りが頂点に達したのは…

「お前が喰われてこいなのサアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

マルクだった。

マルクは我を忘れ、ワドルドゥを蹴飛ばした。

「イタッ!」

ワドルドゥは弾みながらキュレムの元へ…

「命の何もへったくれも分からないお前が生きてちゃあ尊い命が奪われていくだけなのサアアアアァァァァ!!!!!!」

「マルク!?落ち着いて!!」

カービィが落ち着かせも今の彼を止めることはできない。

マルクは今までなかった虹色の翼を生やし、口にエネルギーを溜め始める。

「まさかっ!?」

カービィは慌ててマルクを止めた。

「止めなよマルク!!!それじゃあ何も分かってないのは君になっちゃうじゃないか!!!」

マルクは我に返ると、下を向いたまま身震いしだした。

小さくだが、「マホロア…マホロア…」と言っていた。

そんなマルクの思いもマホロアには届かず…

マホロアは食べられてしまった。

ワドルドゥと一緒に…

「う…うぅ…うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」

その途端、マルクは珍しく叫びながら泣いた。

カービィはマルクが泣く姿を初めてみた。

「マルク…」

カービィも貰い泣きをしていた。
14/01/13 10:46更新 / みかづき
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■作者メッセージ
ご無沙汰です皆さん…

長い間本当にすいませんでした。orz

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