連載小説
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 1 〜史上最悪のレース〜
歩いて数分後…
3人はプププランド一(いち)高い丘の上の不気味な城…デデデ城に到着した。

「ウわぁ〜…」

デデデ城を初めてみたマホロアは、少しポカーンとしていた。

「あれ?初めてだった?」

「ウん♪」

「この城、ごっちゃごっちゃしてるってチョ(笑)」

「ヘェ…」

マホロアは「ヘンなの(笑)」という顔をしながら城の中に進む。



しばらく進んで………

「ここが、デデデの部屋なのサ。」

マルクがドアを押して開けた。

キィ…

ドアが少しきしんだ。

「おっそーい!やっと来たゾイ!!」

部屋の奥では、待ちくたびれたワガママ大王が、玉座にドカッと座り込んでいた。

大王の周りには、他の人たちがもうとっくに集まっていた。

「だったらぁ、お城の中もっとシンプルにしてチョーヨ!お城の中迷路みたいで、僕らすっご〜くさまよったのサ!」

マルクはワガママ大王に、文句で言い返した。

周りの空気が重くなりだした。

「マァマァ2人とも!
ソレより、デデデ大王はボクたちに他の事情がアルんじゃナイの?」

重くなりだした空気は、マホロアの言葉で蹴散らされた。

「そうだったゾイ!庶民ども!これを見るゾイ!」

デデデは、玉座の横についているボタンを押す。

すると何やら布をかぶせた大きな檻が現れ、布がハラリと落ちた。

「何だコイツ…」

「怖いね…」

みんなは檻の中にいる生き物を見て驚いているようだ。

カービィも、少し呆気に取られていた。

今までデデデが、カスタなんとかから魔獣を買い、みんなにはた迷惑をかけていたことは分かっている。
が、今回は見たこともない生き物がこちらを見つめている。

何となく違和感を感じるカービィ。

「どうだカッコいいだろう!「キュレム」っていう名前らしいゾイ!」


「キュレム」…聞いたことない名前だ…新種の魔獣かな…とカービィは考えた。

「キュレムは、他の星の生き物だゾイ!」

自慢気に言う大王を下から見上げるマルク。

「で?何でキュレムとやらをこの星に連れてきたのサ?」

大王はマルクの言葉を聞くと、指をパチンとならし、大きな声で叫ぶ。

「グルメレースの開始だゾイ!」

すると、あっという間に全員は何やらレース会場に立たされた。

「負けないぞーっ!」

カービィは、得意なグルメレースが始まるだけあってやる気満々だ。


だが、ここからが地獄のレースの幕開けである。
13/09/11 17:06更新 / みかづき
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