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調査団の新しい仲間
「今日は調査団の新しい仲間を紹介します。ヌメイル、こちらへ」


デンリュウが来るなり、僕達に調査団に最近入ったという、仲間を紹介してくれた。


その仲間というのは、ヌメイルというポケモンのことのようで、ヌメイルは僕達に礼儀正しくお辞儀をした。


とりあえず、今日も仕事をしようかなと思っていた時、


「ねぇねぇ!今日から一緒に仕事しよ!」


(な、何だ…?いきなり…)


ヌメイルは僕を見つけるなり、そう言ってはしゃぎだす。


僕は戸惑ってしまい、なかなか返事できない。


「ん〜?どうしたの?」


僕の顔を覗き込むヌメイル。


(うぅ、反応に困るよ…)


とりあえず、うんと言ってみた。


「やったぁ!ヌメイル、嬉しいな♪」


僕は早速ヌメイルと仕事に向かうことにした。


仕事中も自由気ままに動きまわるヌメイル。


「わぁい♪リンゴだぁ!」


といって、リンゴを丸呑みにしてしまったり…。


敵ポケモンと遭遇すると…。


「ねぇねぇ、お友達になろうよ!」


と言ってみたり…。


何かと勝手な行動をすることが多い。


しかし、それが逆に可愛く思える。


そして、仕事が終わり…。


食事の時間には、リンゴを次々と口に放り込んでいた。


そして、夜になると…。


(そろそろ寝ようかな…)


と、ウトウトしていると…。


「こんばんはぁ!」


(わわっ!)


廊下からいきなり姿を表すヌメイル。


夜だというのに、眠くなさそうだ。


「ねぇねぇ、丸呑みしていい?いいよね!」


(え、丸呑み?僕を?)


考える暇もなく、ヌメイルが近づいてくる。


「丸呑み♪丸呑みは楽しいなっ♪」


なんだか、妙な歌を歌っている。


「丸呑み」にそれほどこだわりでもあるのだろうか。


「さてさて、今からこのフォッコちゃんを丸呑みにしちゃうよ♪」


誰に言っているのかは不明だが、高らかにそう宣言する。


と、すぐに目の前にやってきて…。


「いただきま〜すッ!」


頭からパックリと咥え込まれてしまう。


(むぐぅ…!?)


僕はいきなりのことで驚いてしまい、ジタバタと抵抗する。


「ふぁふぁれないふぇよぉ」


どうやら、「暴れないでよぉ」と言っているようだが、僕の頭をくわえ込んでいるため、うまく言えていない。



「むぐっ…」


そしてずるずるとぬめぬめした口内を奥に進んでいく。


ヌメヌメとしていて体にまとわりついてくる唾液をまとい、僕は喉の奥に通される。


そして


ごっくん!


喉が大きく膨らみ、僕は呑み込まれてしまう。


しばらく狭い喉の中を移動していたようで、しばらくすると、


狭い胃の中に押し込まれる。


(せ、せまい…)


そして、ヌメイルはというと、ふくらんだお腹を見ながら、


「ごちそうさま〜ッ!美味しかったぁ…♪」


べろりと舌なめずりをして、けふっとゲップをした。


「また明日も丸呑みするから、吐き出さないとね、ふふっ」


ヌメイルはそういうと、廊下の奥に消えていった。


16/08/16 20:29更新 / 猫缶
■作者メッセージ
今回は、ヌメイルのvore小説です。

この小説は、pixivにも投稿しています。

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