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殺意

アレハンドロはカメラの死角になるバスルームに入ると、鏡を殴って砕き割った。そして、やや大きめの割れた鏡の破片を握ると口の中をわざと切った。

監視カメラを覗いていたユーリは兵士を1人派遣した。

「入るぞ…」
その兵隊がバスルームに入った瞬間、アレハンドロは掴んでいたガラスの破片でその兵隊の首を切り裂いた。

アレハンドロは動かなくなった兵隊の装備を剥ぎ取ると自分に装着した。

すると、ユーリから無線が入った。
「どうだ?」
「ひどく怪我していたが、抵抗し襲われた。やむを得ず射殺した。」
「そうか…わかった。」

口までガードで覆うと消音器の付いたライフルを構え、その部屋を出た。
廊下を歩いている途中、火災報知器を撃ち抜いた。途端にサイレンと消火用の水が降ってきた。影に隠れ、他の兵隊が出てきた時、次から次へと撃ち抜いた。

ヘルメットと顔のガードを取り、深呼吸した。
「へへ、また貴様と会うとはな。」
そこにいたのはギラティナだった。
「同じ結果になるだけだぞ。」 
ギラティナは舌舐めずりした。



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