連載小説
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〜first〜死の森
「さぁてとっ…今日は森の奥に行こうかな〜♪」

幽霊は、しゅるしゅると体を蛇のようにくねらせて、進んでいった。

途中、ある女性が歩いていた。

その女性は剣を片手に、現れる野生のポケモンを斬りつけていた。

「うふふっ♪一番目の人間みーっけ♪」

幽霊は女性の姿を確認すると、先回りしてペンドラーの潜む森の奥まで進んだ。




ーーーーーーーーーーー

「何?人間が現れたのか?」

「うん♪まぁ、まだ先の方だけど(笑)」

「よし…そろそろ準備するか。」

座っていたペンドラーは立ち上がり、大勢を整える。

幽霊は近くの茂みの中に隠れ、今か今かと女性が現れるのを待った。



その数分後…

濃い霧の中、ぼんやりと女性のシルエットが映し出された。

手に持っている剣は血まみれになって、赤く変色していた。

「やっと見つけたわ…あんたが森の主ね?」

「そうだ。」

ペンドラーは頷く。

「早くあんたと戦いたくて、うずうずしていたのよ?」

「それはこっちのセリフだ。もう何時間待たせたと思っている…ふわぁぁ…。」

ペンドラーは、あくびをしながら女性を見る。

「その前に腹ごしらえとしようか。」

「はぁ?あたしが来る前にしといたら良かったじゃない。」

「まぁまぁ…ある意味お前との戦いだからよ…。」

何言ってんのこいつ…と女性は思った。

すると、ペンドラーは女性にのしかかる。

「っきゃあ!!!」

200kgの体重が女性を襲う。

ギリギリギリギリ…

女性の骨が不気味な音を出す。

「うぁぁっ…」

「もう終わりか…仕方ないヤツだ…期待を裏切りやがって…。」

ペンドラーは口を大きく開けた。

女性は顔から血の気がひいた。

「や…やめろ…!」

「裏切りやがった分のお仕置きだ…(笑)」

「うわあああああああ!!!」





その後、女性の姿を見たものは誰一人いなかった…



ーーーーーーーーーーー

「ブラボーブラボー♪
いやあ…森の奥をペンドラーに任せて良かったよぉ〜♪
「裏切りやがって」って…くふふっ最高だったよ〜♪」

「こっちこそありがとよ。甘めの人間は久しぶりだったからな♪」

ペンドラーは、今だうごめいてるお腹をさする。

「喜んでくれて光栄だよ〜♪」

その後、幽霊とペンドラーはお互い嬉しそうに笑いあっていた。

〜first〜完
〜second〜へ続く

歌はメッセージであります
13/08/13 08:41更新 / みかづき
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■作者メッセージ
〜人柱捕食〜

一番目人間は勇ましく
剣(つるぎ)片手に不思議の島。
いろんなポケを切り捨てて
紅(くれない)の道を敷いていった。

そんな人間は森の奥
主の体に閉じ込められて。
森の道と剣以外に
彼女の生を知る術はなし。



作者のコメント

今思ったけど
幽霊の性格がマ○ロアに似てるような気がしてきた…(^w^)

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