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山に住む妖狐 - 第1章----守神から妖狐へ…
「今日も人間は妾に祈りを捧げずに我が山を破壊するだけ……。もはや、妾の助けは無用かもしれぬな……。」

村の裏に位置する稲荷山その頂上にある社から巨大なそれは村を見据えていた。 彼女は元々人間に害をなす物の怪であったが、一人の少年との出会いで村を守る守神となった。しかし、時代が進むに連れて人間が愚行を尽くす様になり美しかった彼女の心も少しづつ昔の様に歪んで行った。

翌日、彼女は人間に化け村へと降りて行った。そこで彼女は村人達が自らの信仰は愚か、自分の住処である社までも壊そうとして居る事を知ってしまう。 この時点で彼女の心はまた妖になりつつあった。

その夜、彼女は廃れ切った人間に殺意を抱いて居た。

村人A「よぉ、姉ちゃん。今から一杯付き合ってくれよ…。」
夜の村で一人の男が彼女に絡んで来たのだ、その男の行動は彼女の心を邪悪な物に戻し切るのに充分だった。  
彼女は男の提案に乗った様に見せかけ男を人気のない所へと連れて来た。そして……。
「愚かなお人ですね…。まんまと妾の口車に乗せられおったわ…。」
村人A「ヒ…ヒィイ!バ…化物…!!」
彼女は男の前で変化の術を解き九つの尾を持つ九尾の妖狐へと姿を変えた。男は恐怖の余り腰を抜かして居た。

「化物とは無礼な…。妾はお主ら愚かな人間が死に物狂いで祈っていたあの稲荷山の主であるぞ…。まぁ、今宵からお主達を戒める鬼神となるがな。…そしてお主はその手始めとして妾の手にかかるのだ。」
妖狐は九つの尾の内の一本を男の体に巻き付けると徐々に締め付けを強くして行った。男は恐怖と締め付けられる苦痛で声が出せずただ妖狐の尾の中で震えるばかりであった。

「貴様ら人間は妾を崇める事を忘れるだけでは飽き足らず妾の大切な庭や家族さえも奪おうとしておる……、そうなる前に妾がお主ら人間共を時間を掛けてでも根絶やしにしてくれる……!!!」
妖狐は恨みの言葉と共に締め付ける力を強めて行きそして対に……


"ゴキャッ!"


男の両腕と上半身の骨を砕く……。
「光栄に思う事だなお前が最初の妾の贄になれるのだから。」
妖狐は男を頭から咥えると更に口内で男の両足を潰し最期に男を喉元に追いやっって行き……。

"ゴキュリッ……"

男を飲み込んだ。男はグニョグニョと蠢く妖狐の胃袋に入れられ妖狐の恨みの篭った胃壁によりゆっくりと溶かされ潰されるのであった。

その後村では毎晩女遊びが好きな男が行方不明になると言う奇妙な噂が立つ様になった。
早速一話書いて見ましたがもっとまともな文面を書けるよう頑張ります。[16/08/05 23:15 アハハ(携帯)]