とある双子
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- 夜のバー -

この町の中で最も悪い;賭けやリボルバーでロシアンルーレットなどが行われる;バー
に竜人の女とロックはいた。

「レヴィ…何で席に座ってる奴らのほとんどが銃をぶら下げてるんだ?」

「何だロック…クリントイーストウッドみたいだろ?まあ、パニッシャー気どりのイカれ野郎が彷徨いてるんだ、無理もねぇよ…」

「パニッシャー……罰を与える者……何に対する罰なんだ…?」

「さあな…いずれにせよ、この町は充分に火の通ったポップコーンだ…破裂するタイミングを今かと待ってるんだ…」

ここの経営者でバーテンのバオはレヴィとロックに酒を注いだグラスを差し出した。

「レヴィ、賞金がでたぜ。」

「いくら?」

「5万だとよ…ここの金じゃなく米ドルでだ。」

「いい額じゃねーか。ウチらも狙うかい?」

「見当はついてんのか?」

「いや…よそ者ならすぐ気付くんだがなぁ…」

「そう。よそ者ならすぐ気付く。そう大きな町じゃない…」

「そいつが見当もつかないってことはだなぁ……囲ってる野郎がいるってことだ……だが、誰かはわからねー…おかげで、みんな疑心暗鬼だ。」

「でもよぉ〜…とばっちりは御免だぜ…」

「心配性だぜ、バオ。ここは中立地帯だ…」
するとそこへヒールの音が聞こえてきた。

「よお、トゥーハンド、相変わらず時化た酒飲んでんなあ…」

「エダ…てめぇ…」

「誰?……あっ!暴力協会のシスター!」

「何だよ、色男も一緒じゃん。ハーイ、元気?こんなイノシシ女と飲んでないでアタシと遊ばない?」

「日照ってるからって男漁りに来てんじゃねーよ。殺すぞ‼」

「うわぁ、こわぁい…聞いた、色男?コイツったら、万年セリフジンなんだ…」

「おい、エダ!表出ろ!」

「力んじゃねぇよ、レヴィ…いい話があんのよ…金になる話♪」

「パニッシャー狩りの話だろ?」

「レヴィとその話をしてたところだ。この町で知らねー奴はいねぇよ!」

「ありゃ、そうなの…なら、話は早い。フリーの殺し屋も集まって来てる……みそ歯ジョニーの野郎なんか傑作だぜ。ウチにゾウ撃ち用のライフル注文しに来やがった…何考えてんだかな?」

「相手が恐竜だとでも思ってんじゃねーの。あんなので人撃ったら粉になっちまうよ。」

「ぼやぼやしてると持ってかれるぜ。5万は惜しいよ、レヴィ…」
レヴィはグラスを飲み干した。

「全くだ。他に情報はねぇのかよ?」

「1つある。今朝早くブラウンストリートのカリビアンバーが潰された。ホテルモスクワは臨戦態勢に入ってる。部下を殺られたフライフェイスはカンカンだとさ。」

+-作者メッセージ
解説:レヴィは拳銃2丁を操ることからトゥーハンド(2丁拳銃)と呼ばれる
18/05/16 20:59 Haru & José(Pepe) & Javier
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