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第五章〜カイオーガ救出大作戦〜

カイオーガが喰われてから30分…

シャンデラさんが突然、意味不明なダンスを始める。

右へ左へ…ゆらゆら揺れながら目をつぶっている…

「ん〜…ん〜…」

どうやら作戦を練っているらしいが、作戦を練っているようには見えない。

逆に、変なダンスを踊っているかのように見える。

「シャンデラさん…いったい何を…」

「……すかぴ〜♪…」

「めっちゃ気持ちよさそうな寝息たてて……って寝んな!!!」

「…んえぇ!?」

俺のツッコミに驚いて、焦り気味で起きるシャンデラさん。

「I'm sorry.眠たかったんデス…」

しゅん…と下を向くシャンデラさん。

女性を落ち込ませたためか、俺は少し焦った。

「い…いい…いいですよーっ!!」

思いっきりかんでる…
はっず…///

かみまくってる自分の横で、あのバカでかいデンチュラが満足げな顔で眠っている。



今しかねぇな…



「ちょ…ドコ行くんデスか!!?」

歩みを進めた俺を、シャンデラさんは止める。

俺は、シャンデラさんの目を見ながら
「ヤツの中に入って、カイオーガを助け出す。」
と言った。

すると、元々紫色のシャンデラさんの顔が青白くなる。

「ななな…ナニ考えてるデスか!!?そんなコトしたら、グラードンさん自身が犠牲にナリマスよ!!?」

確かにシャンデラさんの言うとおりだが……

「やるっきゃねぇんだ。」

俺はそう言い残して、デンチュラの口をこじ開け、中に入った。

シャンデラさんは涙をボロボロ流しながら、こっちを見ていた。

デンチュラの喉が膨らみ、その膨らみは胃へと移動していた。





胃の中…


「カイオーガ…!!」

俺はぐったりしているカイオーガを見つけた。

幸いけが一つなく、眠っているだけのようだ。

「むにゃ…グラくん…ありがとう…♪」

寝言だと思うが、カイオーガの思いは、俺にちゃんと届いた。

カイオーガをおんぶして出ようとした瞬間…


グニャアッ!

「ぐわっ!」

胃壁が俺たちに襲いかかる…

「んぐ…ぅぇぇ…はぅ…」

試練はここからだったようだ…。
13/07/15 13:46更新 / みかづき
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■作者メッセージ
グラ&カイ…ピンチ!!!

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