戻る / 目次 / 次へ

メール

フアレス(Juárez):チワワ州(Chihuahua):メキシコ(México)

このチワワ州最大の街、フアレスでは事件が毎日起こる。警察も麻薬ビジネスに深く関わり、マフィアから金をもらっている。

警官であるハビエルはマフィアを摘発しようと捜査した。ハビエルはマフィアや麻薬の売人を敵視していた。

ある日、ハビエルが街をパトカーでパトロールしていると麻薬の売人とそれを買いに来た男が取引していたのが目に入った。ハビエルはその場に向かい、その2人を逮捕しようとした。
「何だよ、ゾロアークのおっさん⁉」
「麻薬だろう?署まで来てもらうぞ。」
2人をパトカーに乗せようとしたとき、何かがハビエルの体を突き抜け窓ガラスを粉々にした。
ハビエルは地面に倒れ込み、スマホを取り出すと娘のカルメンにメールした。

数分後、その場に車が止まり覆面の男が降りてくると銃をハビエルに向け、目出し帽を取った。

「Adiós 」

そう言って引き金を引いた。

その後その車はハビエルの家に向かった。
家に着くと覆面の男は車を降りてドアをノックした。そしてハビエルの妻のエレナがドアを開けたとき、男は小さな機関銃を取り出しエレナに撃ち込んだ。男は玄関に置いてある写真を見つけた。その写真には3体のゾロアークと2体のゾロアがいた。
男はバスタブに水を張ると米粒状の何かを入れた。

男は2階へ行くと子供部屋に入った。そこには2体のゾロアがいた。
「おじさんだれ?」
その問いに男は答えず、2体を鷲掴みにするとそのバスタブに投げ入れた。
「いたいっ、痛いよぅ!」
彼らの体はその液体によってみるみる溶かされていった。

男は写真を見ながら家の中をくまなく探していた。するとそこに別の車が止まった。その車からはサングラスをかけた男が降りてきた。
「1人残らず始末したのか?」
「まだだ。こいつが見あたらねぇんだ。」
サングラスの男は壁に貼り付けてある切り抜かれた新聞紙を見つけた。それはアカプルコにある大学の論文の記事だった。

戻る / 目次 / 次へ

top / 感想 / 投票 / RSS

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35b