連載小説
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盲目の悪夢1
『管理人は耳がいいから…どこかに一旦隠れた方がいいかな…』
そう考え、辺りを見回した時、一つの開けっ放しになった檻が私の目に留まった。
『彼処だ!』タタタタ…
音に気づき、管理人が辺りを手ぐさりでその音の主を探している。
『…ジャンプッ!!』タンッ
管理人があちこち探している間に、私はどこか逃げれそうな場所を目で探す。
『彼処…入れるかな…?』
部屋の奥に、小さな小人サイズの抜け穴を見つけた。それと同時に、管理人が奥へ向かった。
『今だ!走れ!』タタタタ…
私は気づかれたが、なんとかその抜け穴に入ることができた。だが、
ギギギギィ…ガタンッ
人間サイズの扉が開き、管理人も入ってきた。
私は、また抜け穴に入り、戻りを繰り返し、ようやく管理人が元の位置へ戻ってくれた。
「ふぅ…」
『…ん?レバー…?』テクテク
柱の奥に、レバーがあるのを見つけた。レバーには、三角の形があった。
『三角…あっ、ここかな?』ガチャンッ
柱に同じ形の穴があるのを見つけ、レバーをはめ、回した。
ギギギギギギギギィ…
『開いた!…でも、見つかるんじゃ…』
床の扉が開いたが、管理人が気づいて来てしまった。
ギギギギィ…ガタンッ
『来たー!!走れ!』タタタタ…ピョンッ
私はなんとか管理人から逃れることができた。
「落ちるうう!!」ヒュウウウウウウウ…スタッ
まるでアホみたいに落ちたが、着地はできた。
『なんとか逃げれた…』ほっ
18/06/27 09:43更新 / リラ
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■作者メッセージ
『』=心の声「」=声です。

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