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第四章〜カイオーガの危機〜
「いや〜捨てゴだったなんテ知らなかったデス…」

シャンデラさんは少しポカーンとしていた。

俺たちは、みんなでカイオーガの過去の話を聞いた。

どうやらカイオーガは、アクア隊のリーダーのカイオーガ…俺たちマグマ隊の大将のライバルの娘らしい。
が…アクア隊の部下たちからのひどい仕打ちのうち、家出をしたらしい。

しかし、家出をしたことがバレてしまい、ついには牢屋に入れられてしまったのだとか…

カイオーガは涙を目に溜めながら全てを語った。

「それはツラかったな…」

俺はカイオーガの頭を撫でた。

カイオーガは不思議な模様のあるヒレで涙を拭った。

「ふぇぇ…ぐすっ…」

カイオーガの目から溜まっていた涙がこぼれ落ち、大地にしみこんでいった。












しかし、悲劇はこれからであった…

「Noおおおぉぉぉ!!!!!!」

しばらく沈黙していた場に突如響き渡る叫び声。

声の主は、シャンデラさんだ。

「ないっないっ!!!」

シャンデラさんは、持っていたバッグの中身を有らん限りに取り出し始めた。

どう見ても、何か大切なものをなくしたようにしか見えない。

「何をなくしたの!!?」

俺も少々不満になっていた。

「か…カラダを巨大化させる薬がなくなってるデスー!!!」

「ドコに落としたの!!!」

「確か草m…」





ズシン…

「え?」

突如地響きが鳴り響いた。

見渡しても誰もいない…

「寒気がゾゾゾとするデスー!!!」

シャンデラさんは、身震いをしだした。

ズシン…ズシン…ズシン…!


地響きが徐々に近づいてくる。

そして、地響きの主が姿を現した。

そいつはこちらを見下ろし、ニンマリと笑っている。

「どこの誰でしょうかねぇ…
僕の大事な子供に手を出したのは…♪」


そいつは明らかにバカでかい
「デンチュラ」だ。


シャンデラさんの薬でデカくなったのだろうか、デンチュラの口周りに紫色の液体が付着していた。

「ひゃぁ…!!」

カイオーガは慌てた拍子で転んでしまった。

カイオーガに近づくデンチュラ…

「今からとっておきのお仕置きタイムだねぇ♪」

そう言うと、デンチュラはカイオーガに顔を近づけ…

ベロンッ…♪

「んにゃぁ…!!」

カイオーガの顔をゆっくりと舐めた。

恐怖のあまりにカイオーガは涙目になっていた。











続く…
13/06/21 21:32更新 / みかづき
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■作者メッセージ
次回、デンチュラがカイオーガを食べます…たぶんね(笑)

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