連載小説
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前回の続き

あれからしばらくして、カイオーガはお腹の辺りに手をやった。

「グラく〜ん…お腹ピリピリする〜…」

「いつその名前で呼んでいいって言った…」ジト目

不満そうな顔でこっちを見つめるカイオーガ。

俺は、生まれて初めて「グラくん」と呼ばれた。

何か…恥ずかしかった。

「シビれるも何も…さっきバチュル丸呑みしたのが悪いんでしょうが!」

と言いかけた口を慌てて抑える。

すると、カイオーガがこっちに接近してきた。

顔と顔の間は、なんと約5cm。

「うわわわわっ!近い近いっ!!///」

俺は、生まれつき赤色の顔を、淡い赤色に染めた。

すると、

近くの草むらがガサガサッと動いた。

俺はカイオーガを守るべく、そいつの前に立ちはだかった。

草むらからひょこっと顔を出したのは、
シャンデリアみたいなポケモン…

俺らの基地の保健係のシャンデラさんだ。

「もー、グラードンさ〜んドコ行ってたデースカ???」

彼女は帰国子女のため、言葉に若干英語っぽいのが混ざる。

「大将ガ探してまーすヨ?……ってOh my got!!!」

シャンデラさんが、カイオーガを見て叫んだ。

「あわわわわっ…その…えっと…これには訳がありましてー!!!」

ある意味…一番慌ててるのは俺だった。



1時間後…



「ナルホドー!」

シャンデラさんは、やっと納得してくれた。

「分かりマシタ〜誰にも言っちゃダメデースね♪」

「あっちょうどよかった!!!」

俺は思いつき、シャンデラさんに頼む。

「カイオーガの胃の中のバチュル、取ってくれませんか?」

シャンデラさんは
「了解デスっ」と敬礼して、カイオーガの前に行く。

カイオーガは
「お姉さん誰?」
という顔をしている。

「このコ普通のカイオーガより小さいデスね〜…」

シャンデラさんは、そう言いながらもカイオーガに口を開けてと頼む。

カイオーガは大人しく口を開けた。

シャンデラさんは、そこにゆっくりと手?を入れる。

数分後、シャンデラさんの手にはベタベタのバチュルの姿があった。

「はいっオシマイ♪」

シャンデラさんは、カイオーガに優しく言う。

「ありがとぉ♪」

カイオーガは満面の笑みを見せて、シャンデラさんに抱きつく。

「Wow!」

ムニッ♪

シャンデラさんにカイオーガの柔らかいお腹が当たる。

何だか…俺は、シャンデラさんが羨ましく感じた。
13/06/03 08:20更新 / みかづき
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■作者メッセージ
ひさびさなのに下手くそですね〜(泣)

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