連載小説
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素晴らしき嘘
「ごめんなさい・・・わ・・・我・・・私の、せいで・・・っあ、あああああ!!」

白い竜の雄叫びが空の曇を押し広げ、輪のように青空が広がる。太陽の光が、涙をさらに美しく輝かせる。

「本当は・・・愛してた・・・寂しい・・・今・・・そっちに・・・行く・・・。」



・・・ッ・・・



「プッ、プハハハハハハハハwwwwwww」

 突然、辺りに笑い声が響き渡った。その声は、もう聞くことが出来無い筈の・・・



そう、紫の竜の物だった。


「・・・え・・・っ?」

「ヒィ〜〜〜〜〜〜ハハハハハハwwwww騙されてやがるwwwww息止めてただけだぜぇ〜wwww意外ッwwwww強いとか言って、結構涙脆いんだなァwwwwwクッハハハハハハハwwwwwwwしかもwwwwしかも、こっ、告白かよおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

ガバッ、ギュウウウ!!

 白い竜は紫の竜を・・・抱き締めた。体が小刻みに震えていて、涙が止まらないでいた。安堵のあまり、冗談であるという事に対して怒りを感じるどころか、心の底から喜んでいた。

「良かった・・・良かったあぁぁ・・・っ!!」

「んあぁ!?抱きつくなっ!!・・・なっ、何勝手に号泣してんだよっ!お、おぉ俺・・・俺も・・・、お前の事が好きなんだけど・・・あああああ!!な、泣き止めええええええ!!」

 白い竜が泣き止まないので、紫の竜は白い竜の口を自分の口で塞いだ。突然の事に驚き、白い竜は泣き止んだ。
 そして、次の瞬間には紫の竜の舌が白い竜の口に入り込み、白い竜の舌が紫の竜の口に入り込んでいた。


くちゅっ・・・チュル・・・


「んっ・・・グスッ・・・スンッ・・・クルル♪」

「んんぅ・・・うぅ・・・グルゥ♪」

その長い口づけが終わるのは、それからしばらく経ってからであった。






 そして一年後、彼らは城の廃墟を巣とし、いくつかの子を産んだ。その城は彼らの子孫達によって修理、増築され、いつまでも輝かしく繁栄していったという。
13/07/18 23:07更新 / ファウスト
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■作者メッセージ
ぬおおおw閲覧、本当にありがとうございましたっ!←最後だけかよ!!

感動系の小説・・・として書こうとしたのですが、感動していただけたでしょうかw てか後半vore関係ねぇw

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